1984年式の初代モデル、36Y。
オーナーによりマフラーが交換されているが、その他はノーマル。
車体横に伸びるラテラルフレームが特徴的、なめらかな曲線のカウル、フォークを取り巻くようなエアロデザインのフェンダーなど、有機的でしなやかさを感じるヤマハ流デザインです。
WGPレーサーの影響で当時流行していたフロント16インチホイール、FJはリアにも16インチホイールを採用しています。
当時、ヤマハの大型車種といえばシャフトドライブが当たり前でしたが、FJはチェーンドライブ。
チェーン自体の信頼性向上も採用理由だと思いますが、単なる”大型ツアラーモデル”でなく、スーパースポーツ・マシンを目指したゆえの選択なのだと思います。
前ダブル、後シングルのベンチレーテッド・ディスクブレーキは、同時期に登場したRZV500Rと同じシステムで、後にFZ750、V−MAXにも採用された当時のヤマハの売りのひとつでした。
新開発の専用エンジン、アンチノーズダイブ・フォーク、プログラマブル・Fフォーク、リモート調整式リアショック、アルミ製スイングアームといった豪華装備満載のモデルでした。
ミラーはハンドルマウント、ウインカーは当時ヤマハの特徴だった四角型のものが前後に装着されています。